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ワードプレス初心者におすすめのプラグイン8個+その他おすすめ8個

こんにちは、リュウセイです。

ワードプレスの初心者におすすめのプラグインを「8個(+8個)」ご紹介します。

プラグインは便利ですが、入れすぎるとサイトの動作が重くなるため、「10個以内」に収めるのがベストです。

本記事でおすすめプラグインを参考に、10個を目安に選択してみてください。

早くおすすめを知りたい人はコチラへどうぞ。

[1]ワードプレスプラグインの基本知識3つ

まず始めに、ワードプレスプラグインの理解を深めましょう。

基礎知識3つ

  • 初心者でも簡単にワードプレスを拡張できる
  • 公開されているプラグインの数は膨大にある
  • プラグインはサイトの表示速度に影響を及ぼす

順番に解説していきますね。

[1]プラグインはワードプレスを拡張できるアイテム

プラグインとは、ワードプレスの機能を拡張するためのものです。

これにより、プログラミングの知識が無くともサイトをカスタマイズできます。

大半のプラグインはインストールするだけですぐ使えるため、便利ですね。

[2]プラグインは約6万個の種類がある

ワードプレスの公式サイトには、2023月9月時点で「約60,000個」のプラグインが公開されています。

約6万個の中からプラグインを探すのは骨が折れそうですね。

そのため手当たり次第インストールしたくなりますが、次で解説する理由により推奨できません。

[3]プラグインを入れすぎるとサイトが重たくなる!

プラグインは入れすぎるとサイトの容量を圧迫してしまい、サイトの表示速度に影響を及ぼします。

機能を拡張できるプラグインのせいで、サイトのパフォーマンスが落ちてしまっては本末転倒ですよね。

そのためプラグインは「必要最小限」に留めておくのが理想です。

[2]ワードプレス初心者におすすめのプラグイン8個

ワードプレス初心者におすすめのプラグインを8個に厳選してご紹介します。

おすすめプラグイン8個

順番に見ていきましょう。

[1]SEO SIMPLE PACK|基本的なSEO機能を実装

SEO SIMPLE PACK

基本的なSEO機能を実装できるプラグインです。

SEOプラグインは基本重たいですが、SEO SIMPLE PACKは軽量なのでサイト環境に優しいですね。

ワードプレステーマ「SWELL」と開発者が同じなので、同テーマと相性のいいプラグインでもあります。

[2]PS Auto Sitemap|HTMLサイトマップを作成

HTMLサイトマップを作成できるプラグインです。

HTMLサイトマップとは、サイト内ページを一覧表示したページのこと。

ブログサイトには必須なので導入しておきましょう。

PS Auto Sitemapは「ガイドライン違反」を理由にワードプレス公式サイトからインストールができなくなっています。プラグイン自体は正常なので、コチラからZIPファイルをダウンロードしてください。

[3]Ultimate XML Sitemaps Genertor for Google|XMLサイトマップを作成

Ultimate XML Sitemaps Generator for Google

XMLサイトマップを作成できるプラグインです。

XMLサイトマップとは、検索エンジンにWebページの内容を伝えるためのファイルのこと。

ブログの更新を検索エンジンに伝え、サイトの評価を上げるために必須のプラグインです。

有料版にすればHTMLサイトマップも作成できるため、PS Auto Sitemapの代用にもなります。

なお日本語に対応していないため、同じような機能を持つXML Sitemap Generator for Googleもおすすめですよ。

[4]UpdraftPlus|サイト全体のバックアップ

UpdraftPlus WordPress Backup Plugin

「サイト」と「データベース」のデータ全てをバックアップできるプラグインです。

サイト全体のバックアップは容量が重たくなりますが、UpdraftPlusはデータを分割保存して圧縮するため、容量が軽いのが特徴ですね。

またもう一つの特徴が「クラウドサービス等の外部ファイルにデータを保存できる」点にあります。

外部ファイルにデータを保存すれば、ワードプレスサイトが故障しても復元できるので、安全性が高いです。

[5]WP Multibyte Patch|ワードプレスを日本語対応

WP Multibyte Patch

ワードプレスを日本語対応するためのプラグインです。

プラグインを有効化するだけで良いので、とりあえず導入しておきましょう。

[6]Akismet Anti-Spam|悪質なスパムコメントを対策

Akismet Anti -Spam

ブログに届く悪質なスパムコメントを駆除できるプラグインです。

スパムコメントとは、記事の内容に全く関係しない妨害コメントのこと。

ユーザーの体験価値を下げ、検索エンジンからのサイト評価も下げるので、必ず対策しておきましょう。

プラグインを有効化するだけで良いです。

[7]Broken Link Checker|リンク切れを通知

Broken Link Checker

リンク切れを通知してくれるプラグインです。

リンク切れとは「機能しなくなったリンク」のことで、アフィリエイトリンクの場合だと売上損失に繋がります。

記事が増えるごとにリンクの管理は難しくなるため、リンク切れを通知してくれるBroken Link Checkerは便利なプラグインですね。

ブログでの収益化を目指すなら特に必須です。

[8]Table of Contents Plus|目次を自動生成

Table of Contents Plus

記事の目次を自動生成してくれるプラグインです。

目次は記事のガイドラインとなるため、できる限り導入しておくべきですね。

ワードプレステーマ「AFFINGER6」で不具合の報告があるため、同テーマの専用プラグイン「すごいもくじLITE」を使いましょう(2023年9月末時点)。

「すごいもくじLITE」はAFFINGER購入ユーザーの限定特典です。

[3]その他のおすすめプラグイン8個

その他のおすすめプラグインを8個ご紹介していきます。

その他のおすすめプラグイン8個

必要に合わせて導入するとブログ運営がより快適になりますね。

どれも人気の高いプラグインばかりですが、入れ過ぎには注意しましょう。

[1]EWWW Image Optimizer|画像の圧縮&最適化

Ewww Image Optimizer

ワードプレスにアップロードした画像を自動で圧縮してくれるプラグインです。

アップロード時の圧縮に加え、すでにアップされた画像の一括圧縮もできます。

その他、サイト表示速度の改善に役立つ「画像の遅延読み込み」や画像の個人情報を削除できる「Exit情報の削除」等の機能があり、便利です。

とはいえ圧縮性能は抑えめなので、ツール等を使って手動で圧縮した方がより画像ファイルを小さくできます。

画像圧縮ツールで最もおすすめなのは、Googleのsquoosh(スクーシュ)です。

[2]Contact Form 7|お問い合わせフォームを設置

Contact Form 7

お問い合わせフォームを簡単に設置できるプラグインです。

サイト運営には責任が伴うため、運営者に問い合わせができるようにしておく必要があります。

個人ブログであってもお問い合わせフォームは必ず設置しておきましょう。

Googleフォームでも代用できます。

[3]Yoast Duplicate Post|記事の複製

Yoast Duplicate Post

ブログ記事を複製できるプラグインです。

主にリライト(編集)の際に役立ちますね。

同じような形式の記事を量産したい時にも活用でき、編集の手間を省ける便利なプラグインです。

[4]WordPress Popular Posts|人気記事を表示

WordPress Popular Posts

トップページに記事のランキングを表示できるプラグインです。

ランキング上位の記事は読者に読まれやすくなるため、更なるアクセス向上が期待できます。

ダッシュボードで記事のアクセス数を見ることも可能です。

[5]SiteGuard WP Plugin|不正ログイン対策

SiteGuard WP PLugin

ワードプレスのログインセキュリティを向上できるプラグインです。

ワードプレスはサイバー攻撃の対象になりやすく、特に不正ログイン対策は欠かせません。

不正ログイン対策に特化したプラグインなので、ワードプレスを安全に運用できます。

[6]Google Authenticator|2段階認証を導入

Google Authenticator

ワードプレス管理画面へのログインに2段階認証を導入できるプラグインです。

2段階認証とは、パスワードに加えて認証コード等を用いてログインする方式のこと。

専用のスマホアプリで認証コードを取得してログインするため、容易にログインセキュリティを向上できます。

詳しい導入の手順はGoogle Authenticatorの導入方法をご覧ください。

[7]W3 Total Cache|キャッシュでサイト高速化

W3 Total Cache

キャッシュ機能を導入してサイトの表示速度を向上させるプラグインです。

キャッシュとは、一度開いたページの情報をブラウザに保存することで、2回目以降の閲覧を高速化させること。

簡単にサイト表示速度を向上できるものの、他のプラグインと干渉しやすいのがデメリットです。

プラグインを使わない場合、クラウドフレアなどのCDNサービスで代用できます。

[8]Jetpack|何でもこなせるマン

Jetpack

さまざまなプラグインの機能を併せ持つ万能型プラグインです。

機能説明
アナリティクスサイトへの訪問者数やクリック数などのデータを確認できる。
キャッシュJetpack独自のCDNを使用して、ページの表示速度を高速化する。
SNS共有ソーシャル共有ボタンを設置して、ユーザーがSNSへ投稿しやすくする。
関連記事の表示記事の終わりに関連記事を表示させ、記事を読まれやすくする。
サイト死活監視サイトを常に監視して、異常を検知すれば通知してくれる。
お問い合わせフォームの設置サイトにお問い合わせフォームを設置して、管理者とコンタクトできるようにする。
バックアップ(有料版)サイトのバックアップとセキュリティスキャンが可能。
スパムフィルタリング(有料版)スパムコメント対策が可能。
記事のプレビュー(有料版)GoogleやTwitter・Facebookなどで、どのように記事が表示されるかを事前に確認できる。

多機能が故にテーマや他のプラグインと干渉しやすいですが、プラグインを少なくできるメリットがあります。

色々できるので人気の高いプラグインですね。

[4]ワードプレスにプラグインを導入する手順

ワードプレスにプラグインをインストールして、有効化するまでの手順を解説します。

[1]管理画面の「プラグインの新規追加」を開く

管理画面にアクセスして、「プラグイン」→「新規追加」を開きます。

プラグインの追加

[2]プラグイン名で検索する

右上にある検索窓でプラグイン名を検索しましょう。

プラグインの追加|検索1

また、プラグインのアップロードからZIPファイルを直接アップロードすることも可能です。

プラグインの追加|アップロード1
プラグインの追加|アップロード2

[3]「今すぐインストール」のボタンを押す

今すぐインストールのボタンを押すと、すぐにインストールが実行されます。

プラグインの追加|検索3

[4]「有効化」のボタンを押す

インストールが完了したら、あとは有効化のボタンを押すだけです。

プラグインの追加|検索3

これで完全にプラグインがワードプレスに導入されました。

管理画面の「設定」、または「インストール済みプラグイン」の項目からプラグインの設定が行えます。

[5]プラグインのアップデート方法

ワードプレスのセキュリティを守るために、プラグインは常に最新バージョンで運用しましょう。

[1]管理画面から「ダッシュボード」→「更新」を開く 

管理画面の「更新」ページでアップデートの確認ができます。

更新可能な項目4つ

  • ワードプレス本体
  • プラグイン
  • テーマ
  • 翻訳

[2]選択して「プラグインを更新」を押す

アップデートがあるプラグインを個別に選択、または全て選択してプラグインを更新を押します。

プラグインの更新1

これだけで更新作業は終わり。

こまめにアップデートを確認して、常に最新バージョンへ更新しておきましょう。

[3]「プラグイン」の項目からも更新が可能

「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」からでも、アップデートの確認と更新ができます。

プラグインの更新2

いちいち手動で更新するのが面倒なら、自動更新に設定することも可。

プラグインの自動更新

[6]プラグインの削除方法

有効化していないプラグインはセキュリティに穴を開ける原因になるため、削除しましょう。

[1]まずはプラグインを無効化しよう

プラグインを削除するために、まずはプラグインを無効化にしましょう。

プラグインの一覧ページを開き、無効化を押します。

プラグインの削除1

[2]「削除」を選択してプラグインを削除する

無効化すれば、削除ができるようになります。

プラグインの削除2
プラグインの削除3

[7]プラグインの数を最適化する4つのコツ

プラグインは便利ですが、多すぎるとサイト表示速度がダウンするため「10個以内」がおすすめです。

プラグインの数を最適化するコツを4つご紹介しますね。

最適化のコツ4つ

  • 多機能プラグインを選ぶ
  • 自分でコードを書いて実装する
  • 代替案を考える
  • 無効化にして様子を見る

順番に見ていきましょう。

[1]多機能型プラグインを選ぶ

Jetpackなどの多機能プラグインを導入することで、プラグインを少なくできます。

ただし有料機能もあるため、全てを無料で使えるわけではありません。

[2]自分でコードを書いて実装する

自分でコードを書いて実装できれば、プラグインを使わなくて済むケースがあります。

プログラミングの知識が必要ですが、Chat-GPTを活用すれば初心者でも可能です。

例えば簡易的な目次くらいなら、HTMLさえ書ければ簡単に実装できますよ。

[3]代替案を考える

プラグインの代わりとなるツールを使うことで、プラグインを少なくできます。

プラグイン代用ツール
Contact FormGoogleフォーム
W3 Total Cacheクラウドフレア
EWWW Image Optimizerスクーシュ
Yoast Duplicate PostGoogleドキュメント

自分でコードを書いて実装するのも、プラグインを使わない代替案ですね。

[4]無効化にして様子を見る

プラグインを無効化にして様子を見つつ、必要なければ削除しましょう。

思い切って断捨離していかないと、プラグインはなかなか減らせません。

[8]プラグインを導入する際の注意点3つ

プラグイン導入の注意点を3つ紹介します。

注意点3つ

  • プラグインは「10個」までにする
  • 人気の高いプラグインを選ぶ
  • 更新頻度を確認する

順番に見ていきましょう。

[1]プラグインは「10個」までにする

プラグインの数は多くても「10個以内」にしましょう。

それ以上多いとサイト表示速度に影響が出る可能性があります。

プラグインは増えてしまいがちなので、定期的に最適化を図りましょう。

[2]人気の高いプラグインを選ぶ

評価が「星4つ以上」あるプラグインを選びましょう。

評価が低いプラグインは不具合が多い可能性があるため、避けるのが無難ですね。

ただし最大評価が付いていても不具合が発生しないとは言えません。

[3]更新頻度を確認する

1年以上も更新がないプラグインは導入を避けましょう。

ワードプレスは常にアップデートされていくため、プラグインも合わせてアップデートされるのが理想です。

最終更新が古いプラグインは、最新のワードプレスでは機能しない可能性があります。

[9]まとめ

プラグインは必要に応じて導入し、定期的にアップデートをしましょう。

初心者の方は、本記事で紹介したおすすめプラグイン8個を導入するのが良いと思います。

疑問点があればお気軽にお問い合わせください。

それでは以上です。ありがとうございました。

[10]Q&A

最後に、Q&Aという形で本記事の内容を補完します。

[1]ワードプレスに最初から入っている「Hello Dolly」は消してもいい?

ワードプレスに最初から入っている「Hello Dolly」という謎のプラグインは、削除して問題ありません。

プラグインとしては何の機能もないです。

[2]無料のプラグインと有料のプラグインの違いは?

有料プラグインの方が利便性が高く、独自の機能を実装できます。

高品質な無料プラグインも多くあるため、有料プラグインを導入する機会はそう多くないでしょう。

[3]プラグインに不具合が起きた時の対策は?

プラグインに不具合が起きた場合は、次の対策をしましょう。

対策3つ

  • ネットで解決策を探す
  • プラグインの運営元に問い合わせる
  • プラグインを無効化にして様子を見る

すぐに問題を沈静化したい場合は、プラグインを無効化するのがおすすめです。

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