ども、チャオです(・∀・)!
今回は、自分が一番売りたい商品を意図して売ることができる方法についてお話していきたいと思います。
仕組み自体は難しくないので、すぐに実践投入できる内容となっています。
自分の売りたい商品を持っている人や、営業マンの方(特に不動産営業の方)は必見だと思います。
それでは、はじめます(・∀・)
自分の一番売りたい商品を売れやすくする方法
この方法の極意は、「最も売りたい商品は真ん中に配置させよ!」です。
どういう意味か?
例えば、あなたの売りたい商品の価格が1万円だったとします。
物によりますが、1万円は高額な部類だと思いますので、そうポンポン売れるものでもないと思います。
しかし、「最も売りたい商品を真ん中に配置させる」ことで、たとえ高額だとしても1万円の商品の売上げが伸びるのです!
人は、価格の違う3つの商品を提示された時、真ん中の価格帯の商品を選ぶという習性があります。
これをゴルディロックス効果と言います。
1万円の商品を売りたいなら、例えば1万5千円と5千円の商品を作り、最も売りたい1万円の商品が真ん中に来るように配置させるのです。
この時のポイントは、最も価格の高い商品順に上から縦に並べることです。
こんな感じです↓
- 15,000円の商品A
- 10,000円の商品B(自分が売りたいやつ)
- 5,000円の商品C
なぜ縦に並べるのかと言うと、人は「上」にあるものを「高額なもの」、「下」にあるものを「低額なもの」と瞬時に判断する性質があるためです。
ゴルディロックス効果は、日本語訳では「松竹梅の法則」と呼ばれています。
松竹梅で最も売れるのは真ん中の「竹」であり、「松・竹・梅=2:5:3」の比率だと言われています。
さらにポイントとして、商品は必ず3つ用意した方が良いです。
2つや4つより、3つの選択肢があった方がより効果が高いことが、古の実験によって明らかにされているからですね。
「極端の回避」により、人は提示された商品のうち、最も高い商品を避ける傾向にあります。
従って「竹・梅」のどちらかを選びやすくなるのですが、一番安い梅は『内容に満足できないかも』と感じやすいため、丁度良い真ん中の竹を選ぶのです。
だから「松・竹・梅=2:5:3」の比率に落ち着くんですね。
これがゴルディロックス効果を利用した商品の販売テクニックです。
ビジネスで大いに活用されている
ゴルディロックス効果を採用している企業はたくさんあります。
例えば、マクドナルドのポテトの「S・M・L」や、吉野家の牛丼の「並・大盛・特盛」ですね。
マックでポテトを買うとき、Mサイズを選ぶ人は多いのではないでしょうか?
僕は最近マックには行っていないのですが、昔の事を思い出してみると、確かによくMサイズを選んでいました。Lを頼むときもありましたけど、一番多かったのはやはりMですね。
後はさっき紹介したように、和食屋のコース料理でよくある「松・竹・梅」ですね。
ゴルディロックス効果を意識して、身近にあるビジネスを観察してみるのも面白いと思いますよ。
売りたい商品が高額であってもさほど問題無い
ゴルディロックス効果の凄いところは、「松竹梅で並べられると、価格帯にさほど関係なく竹を選びやすい」というところです。
つまり、商品がたとえ超高額だったとしても、この効果は有効に働くということです。
特に不動産営業の方は、ゴルディロックス効果による恩恵がかなり大きいと言えます。
家は人生で一度の買い物と言われるくらいの超高価格の商品ですが、松と梅のクラスの住宅を用意することで、たとえ価格が高くても自分が最も売りたい家である「竹」を購入されやすくなります。
営業でお客さんにチラシを見せる際は、自分が売りたい家のワンランク上と下の家のチラシも一緒に持っていって見せてみましょう。
家自体が高額な買い物のため、もちろん千円の商品よりも売るのは難しいと思いますが、売りたい商品1つだけをお客さんに提示するよりも契約率が高まると思いますよ。
まとめ
今回のまとめです。
ゴルディロックス効果のまとめ
- 人は、価格帯の異なる3つの商品を提示された時、真ん中の丁度良い価格の商品を選びやすい
- 商品の配置は、必ず最も価格の高い商品から順に上から縦に並べること
- 「松竹梅の法則」と言われ、その比率は「2:5:3」である
- 「極端の回避」という習性により、3つのうち最も高い商品を人は選びたがらない
- ゴルディロックス効果の凄いところは、どんな価格帯の商品でも効果を期待できるところ
ぜひ活用してみてくださいね。
それでは、今回はこの辺で。
ありがとうございました。
チャオ(・∀・)!
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