アドバイスをする人の能力は、それを受ける人の能力以上にはならない

「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」という如何にも怪しい本の164ページに、次の言葉が出てくる。

 

アドバイスをする人の能力は、それを受ける人の能力以上にはならない。きみ自身の頭がよくなければ、アドバイスをする人もそれ以上のことは教えられない。このことをいつも頭に入れておくんだ

 

これには僕も思い当たる節がメチャクチャある。それ故、正にこの言葉通りだと感じた。

 

「コンサル」というのを聞いたことがあるかとは思うが、僕も過去にコンサルを受けていたことがある。

 

コンサルを実施する人は、その分野において実績があり、かつ実力がある人である。コンサルを受ける人を「コンサル生」なんて呼ぶが、基本的にコンサル生からの質問には100%返せるだけの知見と経験がある。まぁ当然なんだけどさ。

 

コンサルタントは豊富な知識と経験を持ち、コンサル生はその人の教えを受ける。ここまではいい。

 

だけど、注意しなければならない点がある。それは何かと言うと…

 

コンサルタントとコンサル生の間には“キャズム”が存在している

 

ということである。

 

そう、ごく当たり前の事実である。しかし、とても大事な部分である。

 

ここで冒頭の金持ち父さんの言葉に戻ってくる。

 

アドバイスをする人の能力は、それを受ける人の能力以上にはならない。きみ自身の頭がよくなければ、アドバイスをする人もそれ以上のことは教えられない。このことをいつも頭に入れておくんだ

 

この言葉の本質は、「キャズム」である。だと思う。

 

キャズムとは「隔絶」「溝」を意味する言葉であり、マーケティング分野において「キャズム理論」としてよく使われる表現である。

 

コンサルにおけるキャズムとは、「コンサルタントとコンサル生の間のレベル差」を指す。

 

コンサルタントとコンサル生の間にはキャズムが存在し、これを超えられるならコンサル生としてコンサルを受けるレベルを既に超えている。

 

つまり、キャズムを超えられていないからこそ、現状においてコンサル生なのである。

 

金持ち父さんの言葉通り、「アドバイスをする人=コンサルタント」の能力は、「それを受ける人=コンサル生」の能力以上には決してならない。

 

なぜなら、コンサル生のレベルが低ければ、より高度なことをコンサルタントは教えることができないからである。教えたくとも、コンサル生が理解できなければ無駄だからである。

 

そうすると当然、コンサルタントのアドバイスレベルは、コンサル生のレベルのちょっと上のものにならざるを得ない。

 

コンサル生のレベルが1なのに、コンサルレベルが4とか5だとコンサル生がついてこられない。だからやむを得なくレベル2とかが上限にならざるを得ない。

 

つまり、よりレベルの高いコンサルを受けたければ、自身のレベルを上げなければならないということである。

 

自分のレベルが上がっていけば、必然的にコンサルレベルも上限解放されていく。

 

よくコンサルにおいては、『あの人のコンサルのレベルが低いせいで結果が出ない』と宣う人がいる。

 

確かに、インチキコンサル屋が多いのも事実としてある。コンサルって前払い方式が多いから途中でトンズラこく人も一定多数いるしね。

 

しかし、はたして本当にその人のコンサルレベルが低いのか?どちらのレベルの方が低いのだろうか?

 

それをまず考える必要があると思う。

 

コンサルにおいてはよくコンサルタント側が悪者扱いされることが多い印象だけど、仮にコンサル生のレベルに問題があるとするならば、その人は誰のアドバイスを受けても結果が出ないということになる。

 

なので、ここには注意が必要である。

 

相手の力を100%引き出したければ、相手のレベルアップを求めるのではなく、自分のレベルを上げた方が何倍も賢い選択だと言うこと。

 

コンサルって、実施するのも難しいけど、受ける方も難しいのよね…。

 

でも、コンサルは最短で結果を出すためにはとても有効な手段である。

 

学校の授業とか、自動車講習とか、人から教えてもらうのって基本的にコンサルである。

 

まだ生徒が足し算も理解していないのに、先生は数学を教えられないのと一緒だと考えると分かりやすいと思う。

 

数学の授業を受けたければ、まずは算数を理解しろって話。

 

それでは。

 

チャオ(・∀・)!

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