チャオ(・∀・)♪
子テーマはどうやって作成すればいいですか?
今回はこの質問に答えていきます。
親テーマをカスタマイズしている場合、テーマの更新があった時に全て上書きされて消えてしまうので、子テーマを有効化して運営していくことが基本となります。
WordPressテーマによっては最初から子テーマが用意されているものもありますが、無い場合は自分で作成する必要があります。
子テーマは簡単に作成できるので、解説していきますね。
目次
【コピペで終了】子テーマの作成方法
子テーマはコードをコピペするだけで簡単に作成できます。
さっそくあなたが今使っているテーマの子テーマを作成してもいいですが、不安な方はWordPressに標準で入っているテーマでテスト作成してみましょう。

「Twenty Twenty-One」というテーマが標準で入っているはずです。
今回はこのテーマの子テーマを作成してみようと思います。
ファイルへの記述は必ず文字コード「UFT-8」で行う必要があるので、作業前に確認しておいてください。
①子テーマ用のフォルダを作成する
FTPソフトを立ち上げ、「あなたのドメイン/public_html/wp-content/themes/」に子テーマのフォルダを作成していきます。
フォルダ名は「テーマ名.chilled」や「テーマ名.custom」など、子テーマであることが分かる名前でいいでしょう。
今回は例として、「twentytwentyone.custom」で作成してみました。

②style.cssを作成する
作成した子テーマフォルダの中に「style.css」と「functions.php」の2つのファイルを作成していきます。
まずは「style.css」から作っていきましょう。
テキストエディタを立ち上げ、ファイル名を「style.css」にして、下記のコードを記述(コピペ)してください。
/*
Theme Name:[子テーマの名前]
Template[親テーマの名前]
*/
- 「Theme Name」には、子テーマの名前を入れる
- 「Template」には、親テーマの名前を入れる
今回の例でいくと、子テーマ名は「twentytwentyone.custom」、親テーマ名は「twentytwentyone」となります。
適宜コードを書き換えてください。
③functions.phpを作成する
親テーマのCSSを子テーマにも反映させるために、「functions.php」を作成する必要があります。
下記のコードをコピペしてファイル作成すればOKです。
<?php
add_action( ‘wp_enqueue_scripts’, ‘theme_enqueue_styles’ );
function theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( ‘parent-style’, get_template_directory_uri() . ‘/style.css’ );
wp_enqueue_style( ‘child-style’, get_stylesheet_directory_uri() . ‘/style.css’, array(‘parent-style’)
);
}
?>
コードの書き換えは必要ないので、そのまま貼り付けてください。
「.css」および「.php」が名前に入っていれば勝手にcss・phpファイルとして認識してくれます。表示上は「style」「functions」となっていても、特にファイル名を変更する必要はありません。
④FTPにアップロードする
作成したファイルをFTPの「あなたのドメイン/public_html/wp-content/themes/子テーマのフォルダ名」にアップロードしていきます。

サーバーへのファイルのアップロードは、FTPソフトの他、レンタルサーバーの管理画面からでもアップ可能です。
⑤有効化して終了
子テーマフォルダに「style.css」と「functions.php」をアップロードしたら、これで子テーマの作成は全て完了です。
WordPress管理画面に戻り、「外観」→「テーマ」を開くと子テーマが新たに追加されているはずです。

後はこれを有効化すればOKです。

お疲れ様でした。
まとめ
以上、子テーマの作成方法についての解説でした。
お使いのテーマによっては、公式サイトで子テーマを配信している場合があるので、「あなたが使っているテーマ 子テーマ」で検索してみるのもいいでしょう。
テーマ更新のリスクを回避するためにも、必ず子テーマの方を有効化して運用してくださいね。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
チャオ(・∀・)
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