どうも、リュウセイです!
今回は5Gの基本的な特徴などについて簡単に纏めてみました。
5Gについてサクッと知りたい方は是非呼んでみてください。
5Gとは?4Gとの違い
第5世代移動通信システムを5G(5th Generation)と呼びます。
Wi-Fiにも5Gの表記が使われますが、あれは5Ghz帯を示しているので全くの別物です。
5Gの大きな特徴は以下の3点です。
- 通信速度の超高速化
- 多数同時接続
- 通信速度の低遅延
4Gと比較した表がコチラです↓
4G | 5G | |
通信速度 | 最大1Gbps | 最大20Gbps |
同時接続数 | 10万台/平方km | 100万台/平方km |
遅延速度 | 10ms | 1ms |
通信速度の高速化は実用化されていますが、低遅延と多数接続は2022年頃から実用化される予定となっており、5G環境の整備はまだ不完全です。
それでは、4Gと比べながらそれぞれの特徴を順番に見ていきますね。
通信速度の超高速化
通信速度は4Gの20倍です。
近年ではYouTubeが台頭してきて、動画の時代だとか良く言われています。また、HuluやNetflixなどの動画共有サービスの利用者も増えてきています。
5Gで通信速度が向上したことにより、4Kや8Kといった高画質の動画もサクサク視聴ができるようになります。自宅でスポーツ観戦したり音楽をストリーミングで楽しんだりするときにも、まるで現地にいるような臨場感を味わえるようになります。
動画だけでなく、アプリやゲームなどの通信速度も爆速化するので、スマホいじりがますます捗りそうですね。
多数同時接続
同時接続数は4Gの10倍です。
「モノのインターネット」と呼ばれるIOTによる同時接続は、従来の3Gや4Gでは対応できなかったのですが、5Gで遂に対応できるようになります。
IOTは医療や製造現場または産業などの様々な分野で人間の動きを変えていくと期待されているので、5Gで業界革命が起こる未来はすぐそこです。
低遅延
遅延速度は4Gの10分の1です。
遅延が少なくなることでデータ間のやり取りのタイムラグが小さくなり、音や画像のズレが小さくなります。
低遅延による進化が期待できる技術と言えば、自動運転の分野ですね。
運転においてはほんの数秒のラグが命取りになるため、5Gによる低遅延によって自動運転の促進が大いに期待できますね。
自動運転の分野以外で活用が注目されているのが、医療や産業面の分野です。
例えば、医師と患者が遠隔地にいて、手術用のロボットなどを使って遠隔治療を行えれば、地方に住んでいても都市部と変わらない医療を受けられるでしょう。
5Gはいつから使える?
総務省は2019年に5G導入に向けた特定基地局開設の申請を受け付け、ソフトバンク・NTTドコモ,KDDI(au),楽天モバイルのキャリア4社が申し込みをしました。
各キャリアの5G提供年日は以下の通りです。
【ソフトバンク】
2020年3月27日から
【NTTドコモ】
2020年3月25日から
【KDDI(au)】
2020年3月26日から
【楽天モバイル】
2020年9月30日から
2020年10月現在、キャリア4社とも5Gの提供を開始していますね。
ただ、ほとんどの方はまだ5G通信を使っていないのではないでしょうか。
5G通信を利用するためには、「5G対応のスマホ」と「5G対応のプランへの加入」の2つが必要です。
残念ながら、格安SIMと呼ばれる「MVNO」は現在、3Gと4GとLTEのみ対応なので5Gにはまだ対応していません。
当面の間は5G対応のMVNOが登場することは無いと言われていますが、総務省では5G時代のMVNOの仕組み作りにおいて議論が進められているので、今後1~2年で登場する可能性が高いとも言われています。
まとめ
以上、5Gの特徴や実用範囲などについて簡単に纏めてみました。
それでは、今回はこの辺で。
ありがとうございました。
チャオ(・∀・)!
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